こんにちは、FamFam編集部です。
この記事ではスマイルゼミを実際に受講した感想やメリット・デメリットをまとめています。
これまで家庭学習にほとんど取り組んでこなかった我が家。
毎日の生活の中で学べることはたくさんあると思い、特に家庭学習に力を入れていませんでした。
スマイルゼミをやる前は紙の通信教育教材やドリルを購入していました。
通信教育教材は問題数が少なくすぐに終わってしまったり、
ドリルに関してはどの教材が子どもに合うのかわからず、
たまに子どもの気が向いたら取り組んでいたので「継続」「習慣」とは程遠い状況。
そんな我が家ですがスマイルゼミを始めて数ヶ月。
スマイルゼミを始めて本当によかったと感じています。
平日は園から帰宅後、お風呂前に取り組み。土日は朝食を食べたあとに取り組み。
毎日の習慣として定着しています!
定着できた理由は手軽に取り組めて、子どもの自ら学びたい気持ちを手助けしてくれるから。
- 隙間時間を活用して学びの時間にしたい!
- 子どもの勉強を見てあげるのって難しい!
- 忙しくて子どもの勉強を生活にどう取り入れていいかわからない!
そんなご家庭におすすめしたいのがスマイルゼミです。
この記事では
- スマイルゼミの特徴
- スマイルゼミを受講してわかったメリット・デメリット
- 5歳娘の実体験レビュー
- どんな人におすすめか
をお伝えしていきます!
記事を読み終えて、スマイルゼミを検討している人、自分の子どもが何の教材が合うか会うかわからない人の手助けになると嬉しいです。
スマイルゼミってどんな教材?
「継続しやすい通信教育」として多くの保護者に支持されているスマイルゼミ 。
運営会社 | 株式会社ジャストシステム |
幼児コース料金(税込) | 毎月払い:3,960円(6ヶ月/1年一括払いもあり) 専用タブレット代 10,978円(一括/分割払いあり) ※2021年6月現在
|
専用端末 | あり |
コース | 年中コース
年長コース |
オプション | 英語プレミアム(英語HOP) |
学習内容 | ひらがな・カタカナ・ことば・えいご・ちえ・かず・とけい・かたち・せいかつ・しぜん |
特徴1:教材はタブレットのみで完結!
スマイルゼミは株式会社ジャストシステムが運営するタブレット通信教材サービスです。
特徴一つ目はタブレット以外の教材がなく、全てタブレットのみで完結すること。
紙の教材って場所をとったり、すぐ壊れてしまったり意外と不便に感じることが多いですよね。
特徴2:入学前準備に最適な幅広い学習内容
スマイルゼミ幼児コースで学べる全10分野。
スマイルゼミ最大の特徴は、小学校入学準備の一通りの学習内容が含まれているということ。
これだけ網羅されている教材って実はレアなんです。
他の幼児教育教材と簡単に比較してみましょう。
こどもちゃれんじでは英語は含まれておらず、オプション教材として「こどもちゃれんじEnglish」が展開されています。
RISU算数の幼児コースRISUきっずは算数・思考力特化。
ワンダーボックスは感性や思考力といったSTEAM教育をベースにした教材です。
こうしてみると、網羅性があるのはスマイルゼミの強み。
もちろんそれぞれの教材の特徴を理解して、お子さんの興味に合わせた教材を選択することが大事ですね。
特徴3:親の負担も軽くなる!デジタル教材ならではの学習コンテンツ
「しぜん」コンテンツのモンシロチョウの羽化の観察。動画の質も良く、鮮明でわかりやすく昆虫の生態を観察することができました!
昆虫の成長を動画で観察。英語のリスニングとスピーキングのチェック。数の概念がわかりやすく表現されるアニメーション。
これらのデジタルならではのコンテンツは、紙の教材ではできない体験ですよね。
子どもにも新鮮で楽しめるものですが、実は親にとっても嬉しい体験だったりするんです。
例えば問題文の読み上げや、ひらがなの書き順サポート。答えた瞬間にすぐにわかる自動丸付け機能。
親が今までやっていた教材の「進行役」をタブレットが代わってくれるようなイメージです。
これによって、親も手が空くだけでなく、子どもと一緒に問題に向き合うことができるんです。
子どもと一緒に問題を考えて、丸がつくと子どもと一緒に喜べます。
これって紙の教材と違う最大の特徴かも。
スマイルゼミを体験して気づいたメリット・デメリット
メリット1:親がつきっきりでなくても取り組める
特徴でも解説しましたが、問題文の読み上げや自動丸付け機能のおかげで、未就学児でも1人で進められる設計になっています。
行事のコンテンツでこいのぼりを黙々と描く子ども
メリット2:楽しく継続できる工夫がよくできてる
タブレットを起動して最初に出てくるのが「きょうのミッション」。
とある日の「きょうのミッション」
ミッションはランダムに三科目が出てきます。
きょうのミッションの目安時間は15分。これなら手軽に習慣にできそうですよね。
また、きょうのミッションを達成するともらえるとご褒美アイテムがもらえるのもモチベーションの一つになっている様子。
アバター編集画面
メリット3:タブレットの性能がすごい
まずカバーが頑丈で、ものを落としがち、壊しがちのこの年代の親としてはかなり心強いです。
また画面の感度が高く書き心地がなめらか。
運筆力がまだついていないお子さんでも扱いやすいため、書くことが楽しくなるきっかけになりそうです。
カバーはかなり丈夫にできていて安心感があります。
デメリット1:問題数が少ない
まずはこちらの写真を見てください。
こちらの内容が1ヶ月の全てのコンテンツです。
1ヶ月の学習内容
この中から「今日のミッション」として3科目が選出されて出てきます。
1日で複数の科目を学ぶと、1ヶ月の内に同じ問題を2.3回やることもあります。
デジタル教材なので同じテーマでも問題に変化をつけてくるかな?と期待しましたが、そんなことはありませんでした。ここだけは残念ポイントです。
そしてこちらがある日の「今日のミッション」の内容。
①ちえ「どんなじゅんばんかな?」
図形の形の順序を答える問題6問
②しぜん「いちご」
葉、花、成長の様子、種、いちごの仲間を見る
③すうじ「すうじをかこう」
数字の読み、書き方の練習を3つ
この内容を、15分ほどかけて終了しています。
問題文の読み上げもスキップはできないので、進むペースが教材に握られているんですよね。
もし紙の教材で15分取り組んだとしたら、おそらくもっと多くの量をこなすことができると思います。
とは言え、親も子も取り組み量のペースを上手くコントロールできるわけではありません。
無理をしてしまって子どもが学び嫌いになってしまっては元も子もないですよね。
現状、子どもには無理ないペースで続けられているように見えます。
親は焦ってしまいますが、子どもが継続しやすいペースでできるので、今のところ問題数には概ね満足しています。
デメリット2:難易度は低めの設定。
スマイルゼミ幼児コースでで学べることは、小学校入学までに必要な基本の学習が網羅されています。
しかし、先取り学習をすでにされているお子さんにとっては難易度が低いと感じるでしょう。
・ひらがながすでに読める、書ける・カタカナが読める
・足し算ができる
デメリット3:紙教材をやらせたくなってしまう
タブレットはかなり書きやすく、図や動きでのアニメーションの補助があることも、子どもが取り組みやすい理由の一つだと思います。
ですが実際に学校へ入った時は、まだまだ紙ベースでの学習が多いと考えていた方が良いでしょう。
鉛筆やノートに書くのに抵抗が出ないよう、注意しておいた方が良さそうです。
ネットでの口コミを見ると「紙教材と並行している」という人も多いみたいです。
スマイルゼミを子どもと体験!本音レビュー
受講している様子を記録しました。
検討中の方はぜひ参考にしてください!
開封
開封して一発目は鉛筆の持ち方でした
「専用タブレット」というだけで食いつきはかなり良かったです。
ひらがな
画面に表示される丸を追いかけて書くので、書き順を正確に覚えることができます。
すうじ
ゲーム感覚でできるものがたくさん。感覚的に算数の基礎を学べます。
英語HOP
タイミングを合わせて単語を言うコンテンツ。元気に喋ってて可愛い(笑)
ゲーム感覚で発音を繰り返しできるので、これはタブレットならではの良さだなと思いました。
英語HOPは、公式サイトによると1〜2年生向けとのこと。でも内容的には就学前のお子さんでも取り組むことは十分できる内容と感じました。
その他の教科
季節
傘のマナーを学びます
図形
図形系はアニメーションで見られるのがとても良い!
知恵
お話の順番系は読み上げてくれるのでスムーズにできます
まとめ:スマイルゼミが合う子・合わない子
我が家にとっては、スマイルゼミはとても合っていると判断しています。
なぜなら冒頭でも書きましたが「継続できている」から。
ご褒美の程度も丁度よく、程よい達成感と難易度のおかげで続けられていると感じています。
また「ママ見て!」が口癖の子どもでしたが、様々な機能のおかげで親が横にいなくても一人で進めることができています。これは予想外の嬉しいできごとでした。
スマイルゼミが合う子
- マイペースなタイプの子
- デジタルデバイスに嫌悪感がない子
- 運筆に慣れていない子
スマイルゼミが合わない子
- すでにひらがなの読み書き、数字の足し算ができる子
- 自分のペースでどんどん進めたい子
- 図鑑などから学ぶのが好きな知識収集型の子
合う子と合わない子がわかりやすいので、検討されている方は参考にして頂けると嬉しいです。
スマイルゼミは、子どもの「やってみたい」気持ちを無理なく後押ししてくれる教材です。
きっとこの先、できた!もっとやってみたい!という学習意欲につながるはず。
スマイルゼミを通して、自ら学びたい気持ちが育っていきますよ。